"全豪オープン"で学んだ大切なこととは!?

こんにちは、坪井です。

先日、夜中にテレビをつけたら全豪オープンの決勝が。

試合内容はもちろん見ごたえがあったのですが

僕にとっては、対戦した二人のインタビューに大きな学びがありました。

今日はこのインタビューで学んだことお伝えしようかと。

今回の大会は二人にとって特別な大会

全豪オープン決勝はこの二人。

テニス界の一時代を築いてきたフェデラー。

そして高身長から繰り出されるビックサーブ、

そして超攻撃的なプレースタイルのチリッチ。

 

実はこの二人にとって、今回の決勝は特別な試合だったんです。

悔し涙、そしてその先に…..

チリッチは昨年のウィンブルドン(全英オープン)の決勝にも進出。

その決勝でチリッチは”足のマメ”が原因で思うようにプレーができず、

タオルを被って涙するときもあった、忘れられない試合。

 

結果は0-3(3-6, 1-6, 4-6)

試合時間は1時間41分(かなり短い)

 

決勝戦とは思えないほどの惨敗。

試合後のインタビュー内容。

「今まで諦めた試合なんてありませんでしたが、今日は厳しかったです。」

本当に体力的にもメンタル的にも厳しかったんだと思います。

 

実はウィンブルドン決勝の相手が

今回対戦したフェデラーだったんです。

 

チリッチにとっては、今回の全豪オープン決勝は

因縁の対決だったんだと思います。

怪我からの復帰、そして新たな境地へ….

テニスと言ったら知らない人はいない「レジェンド」

それがロジャーフェデラー。

 

実は2016年に膝の手術をして、去年復帰したばかりなんです。

なのに、復帰した年の全豪オープン、全英オープン2つのタイトルを獲得。

さすがレジェンドと言わざるをえないです。

 

そんなフェデラーにとって今回の全豪オープン決勝は

2連覇&前人未到偉業達成なるか!?

こんな感じで注目されていました。

 

今回優勝することができれば、

自身が持つ四大大会歴代最多優勝記録を20に伸ばすことに。

 

フェデラーにとっても、かなり重要な試合だったと思います。

全豪オープン決勝、結果は!?

両者譲らず、かなりシビアな試合展開でした。

結果フェデラーの優勝。

第4セットでフェデラーは1stサーブに苦しみます。

そのため、後半は流れは完全にチリッチ。

 

このままで大丈夫か?フェデラー……

なんて思っていまいたが、さすがレジェンドでした。

 

第5セットの1stゲーム。

フェデラーは自分のサービスゲームをサクッとキープ。

そこからは圧巻でしたね。

 

1stサーブもしっかりと入るようになり

良いリズムができて、本来の自分のプレースタイルに戻った感じです。

2人のインタビュー内容

試合後のセレモニーでは、チリッチ・フェデラーのインタビューがありました。

その内容がこちらです。

チリッチのインタビュー内容

「ロジャー及びチームのみなさん、優勝おめでとうございます。

あなたたちは素晴らしかったです。僕にとっても素晴らしい大会となりました。

ただ、あともう少しのところでチャンスを逃しました。ロジャーが素晴らしいテニスをしたので。

私は2週間、私を支えてくれたチームのみんなにも感謝しています。

おかげさまで、今年は1年の出だしは、最高の形になりました。

また、この場所に帰ってきます。

そして、この大会を支えてくれた皆さまは本当によくしてくれました。

試合を見てくれたテレビのみんな、自国のみんなありがとう!」

引用先:http://www.weekensports.com/entry/2018/01/29/024523

フェデラーのインタビュー内容

優勝することができて本当に幸せです。

今回は夜の試合だったので、決勝戦が始まるまではとても長く感じました。

起きてからずっと試合のことを考える必要があったんです。勝ててよかったです。

私たちチームは全豪オープン2連覇を達成できて最高です。

マリン、今日は本当にありがとう。お互いに素晴らしい大会だったね。今後も君の活躍を願っています。

この国の人たちはすごい親切にしてくれます。自分に最高の時間を与えてくれました。

試合に関わった人たち、ボランティアの人たち本当にありがとう。

みんなの頑張りがあったから、この大会は最高のものになりました。

そして、会場のみなさん、応援してくれてありがとう。

みなさんの応援がなければ、このような試合はできませんでした。

マリンもそのはずです。本当にありがとう。

チームのみんなもありがとう。(涙)

引用先:http://www.weekensports.com/entry/2018/01/29/024523

今回のインタビューでフェデラーが涙していました。

これに、多くの方がびっくりしていたのでは?と思います。

僕自身、フェデラーが泣いているのを初めて見ました。

 

いつも、ニコニコしながらインタビューをして

「もっと上目指して頑張って!」

「君はまだテニス界に必要な人間だ!」

対戦相手を鼓舞しているイメージがあるんですよね。

 

ただ、今回はチリッチに対して「君の活躍を期待しているよ」

という今までと違った感じ。

 

もしかしたら、もしかするかも….なんて思ったりしています。

2人の共通点とは!?

チリッチ
>ロジャー及びチームのみなさん、優勝おめでとうございます。
>私は2週間、私を支えてくれたチームのみんなにも感謝しています。
>試合を見てくれたテレビのみんな、自国のみんなありがとう!

フェデラー
>マリン、今日は本当にありがとう。
>試合に関わった人たち、ボランティアの人たち本当にありがとう。
>会場のみなさん、応援してくれてありがとう。
>チームのみんなもありがとう。(涙)

・自分がどれだけ努力してきたか
・自分がどれだけ苦しい思いをしたか

この2人は、こんなことそっちのけで

インタビューでは周りへの感謝を伝えています。

 

この「感謝」という気持ちは、スポーツでもビジネスでも

絶対に忘れてはいけないなと思います。

自分がどうあるべきか?

自分でビジネスを始めると

「こんだけ稼いでいます!」

「これだけリッチに暮らしてます」

このように"自分がどれだけ他人より優れているか"を

目立たせがち。

 

正直それってどうなんだろう?って感じます。

 

僕はこのチリッチやフェデラーのように

今運営しているコミュニティメンバーに、

しっかりと感謝を伝えて、全員で成長していきたいなと思います。

僕が持っている知識を伝えることで

コミュニティメンバーは成長してくれてます。

 

そして、メンバーが送ってくれた感想や返信で、

僕自身が新たな気付きを得ることが出来る。

そしてそれが、僕自身の成長に繋がっていると感じています。

 

人は一人じゃ成長出来ないと思うんですよね。

相乗効果で成長していきたい。

「One for all, All for one」
〜1人はみんなのために、みんなは1つの目的のために〜

 

今回のインタビューでは、

トップの人間こそ周りに感謝を伝えているということを学びました。

それでは、また!